特殊な通信方法

タブレット

新たに開発されたハードウェアであるFL-netは、ネットワーク上で特殊な通信を行っています。

FL-netでは、新規にネットワークに加入して情報を送受信することができます。
このシステムは、ネットワーク上を周回するトークンと呼ばれる権利によって行われます。
ノードに登録されたPLCが、回ってきたトークンを獲得した場合、要求されたデータフレームを送信します。
送信した後は、また別のノードのPLCへトークンの権利を送り、またそのノードが別のノードへ、という具合にトークンは巡回されます。
このような通信方法は、トークンパッシング通信制御方式とよばれ、マスターのいないFL-netは、このような機序を用いて通信の送受信を行うのです。

役割のないネットワーク

黒いノートパソコン

コンピューター上のネットワークでは、必ずマスター、スレーブといった役割が与えられます。
この役割は、どちらのコンピューターから通信を行う号令を発するかを決めるもので、通信回線を有するコンピューターでは基本的に設定されているものです。

しかし、FL-netでは、このマスター、スレーブといった役割が必要ありません。
ノードに登録されたPLCの全てが、平等にネットワークに参加することができるのです。
そのため、新たにネットワークに加入する時に、マスターの役割のコンピューターを介せずとも新規に加入することができます。
全てのコンピューターが同時に、任意にネットワークにつなげられれば、より円滑な情報交換が行えることでしょう。
この開発された新しい機能は、FL-netのハードウェア独自のものでしょう。

たくさんのノードと通信できる

コーディング中

近年開発されたハードウェアであるFL-netには、さまざまな利点があります。
その利点のひとつが、数多くのPLCと接続できるという点です。

工場内では、数多くの機械が稼働し、各々が設定された通りの作業を行います。
それら一つ一つの機械に、PLCがばらばらに指示を行っていては、効率が悪くなります。
機械といっても、そのときどきの調子があります。
長く使っていると当然ながら不具合を発生させる場合もあるため、同じ作業を行う機械に分担させて行わせたりと、工場内でそのときどきの音頭をとる必要があります。

FL-netは、この個々のPLCに最大で254台もの数を一度に接続することができます。
それら一つ一つはノードと呼ばれる番号で識別され、過不足なく情報をやり取りさせる事ができます。
このノードが間違って他のPLCと重複されて登録された場合、深刻な被害が起こる前にネットワークからはじき出されてしまいます。
そういった安全面の方でも、FL-netは有効なのです。

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